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橋本市教育委員会は、「21世紀を生きる人づくり」を目的に、「橋本市に誇り持ち、これからの橋本市を担う活気と責任、自覚ある人づくりを進める」ため、「人づくりはまち全体で行う」という基本方針を定めています。
21世紀を生きる人づくりは、生涯学習社会を生きる、生涯学習社会の構築に参画する人づくりです。
生涯学習によるまちづくりのためには、人づくりを家庭教育、幼児教育、学校教育、社会教育と、時系列としてとらえるとともに、学校教育施設や社会教育施設、その他、地域における様々な場所や機会で、子ども同士、大人と子ども、大人同士など、異年齢・異世代の交流やふれあい、学び合いの場を立体的・構造的に構成していくことが基本であると考えています。
そのため、平成23年度は、家庭教育、幼児教育、学校教育、社会教育について、それらの発展性や関連性について考慮しつつ、4つの視点から活動方針を立て、教育の充実に努めて行きます。
1 家庭教育の支援
「教育の原点は家庭である」といわれています。
家庭教育支援、子育て支援の充実から学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力をめざします。
そのため、子育て中の家庭を支援する「子育て」「親育ち」の講座等を、保育園や幼稚園、学校、公民館などと連携し、計画的に開催します。
講座等は、橋本市家庭教育支援チーム(ヘスティア)にお願いし、話題や活動を設定し進めるものや、専門家によるものなど計画していますが、園・学校、地域からの多様な要望に応えられるよう充実させていきます。
そして、ここでは、互いに語り合い、学び合うなど「参加すること」を基本として、保護者と教職員が信頼し合う関係づくりや、地域での日常的な人と人のつながりに結びつけ、園、学校を核に、地域で広がる家庭教育支援、子育て支援をめざします。
一方、子育てについて悩みなどの相談、個別的な支援に対応する取組も進めます。
2 幼児教育の振興
幼児期は、義務教育及びその後の生涯にわたる人間形成の基礎を培う重要な時期です。
幼稚園では、適切な環境のもと、幼児が保育者や他の幼児との関係を深めながら主体的・自主的に活動できる特色ある園づくりをめざします。
また、幼稚園から小学校へという子どもの発達や学びの連続性を大切するため、幼稚園と小学校の連携、さらには、こども園・保育園との連携を進めます。保育者や教職員による相互参観や合同研修を行い、橋本市幼児教育統一カリキュラムの実践による検証を通して、互いに目標設定や方法論を学び合い、より充実した保育・教育に努めます。また、幼児同士や幼児と児童の交流などを計画的に実施し、多様な体験や幅広いふれあいから、子どもの安定と自信を引き出します。
各家庭との連携にあたっては、保護者の相談に乗ったり、保護者と幼児との活動の機会を設けたり、保護者同士が語り合い、学び合う場を設定したりするなど、保護者が幼児期の教育について理解が深められるよう努めます。
3 学校教育の推進
「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」これらの能力・資質は、子どもたちが自分の将来を豊かに切り開いていくとともに、市民として生涯学習社会に参画していく基盤となる「生きる力」です。
橋本市教育委員会では、「生きる力」に視点をあて、子どもの育ちを連続的に促していくため、保育園・こども園・幼稚園と小学校の連携、小中一貫教育に取り組んでいます。さらに、小中一貫教育の推進のため、各中学校区で小中学校が教育目標を共有し、学力、豊かな心、健康・体力に視点をあて、教員の授業の相互乗り入れ、授業参観、合同研修会を始め、児童生徒による主体的・自主的な交流活動など、小学校から中学校への連続性を重視した取組を進めます。
子どもは、異年齢での様々な活動や教師や親以外の多くの地域の大人とのふれあいから多くのことを体験的に学び、人間として成長していきます。一方、親も我が子以外の多くの子どもとのふれあいから学ぶことがたくさんあります。その環境づくりのため「開かれた学校」として、家庭や地域社会に働きかけ、また、家庭や地域社会からの支援を受け、要望にこたえながら、学校から広がる地域社会全体で子どもを育てる取組を進めます。
4 社会教育の振興
子どもから高齢者まで、生涯にわたって学び、豊かに過ごしていくため、地域の中で世代を超えて交流し、学習成果を分かち合う生涯学習社会の形成をめざします。
そのため、生涯学習として様々な分野で活躍している人やサークルなどで活動を続けている人、専門的な知識や経験を持っている人たちが互いの活動や学習成果を交流し合い、また、持っている力を役立ててもらう場の設定に努めます。
その場のひとつが、子どもが集まり、学んでいる幼稚園や小中学校です。
「きのくに共育コミュニティ推進事業」「放課後子ども教室推進事業」「学校図書館ボランティア活動」など、地域の大人が園や学校の要請に応え、子どもたちへの指導や支援という活動から共に学び合い、学校、家庭、地域の連携の強化に努めます。
そして、様々な世代を対象に、魅力ある新たな学びの場を計画的に設定し、そこでの学習の成果を発表し合い、交流する機会を公民館や社会教育施設などで実施し、地域での人のつながりを広げ、子どもが地域の大人に学び、大人が子どもを見守り育てる地域づくりをめざします。
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