廃食用油のリサイクル事業
使用済み天ぷら油の回収にご協力いただきありがとうございます
使用済み天ぷら油でごみ収集車8台が走っています

橋本市では、平成20年9月から家庭の使用済み天ぷら油を回収し、築野食品工業株式会社の協力を得て、軽油の代替燃料であるBDF(バイオディーゼル燃料)に再生しています。この燃料は、環境にやさしい燃料として注目されており、橋本市では、ごみ収集車8台に使用しています。
このリサイクル事業は、さらなる循環型社会の実現とCO2(二酸化炭素)の削減を目指し、環境問題に取り組むものです。
現在、市民の皆さんのご協力をいただき、市内全域で廃食用油を回収しています。回収量は、月平均約2,300リットルで、約1,600リットルのBDFを精製しています。BDFを使用することで、CO2の年間予想削減量は33,000キログラムとなり、地球温暖化防止に役立っています。
廃食用油の出し方

天ぷら油の入っていた元のボトル容器またはペットボトルに入れ、月1回の廃食用油の回収日に出してください。
回収する油は、植物性の食用油に限りますので、動物性の油・エンジンオイルなどの鉱物油は絶対に出さないようにしてください。
年間の削減費
1台あたりの月平均給油量を175リットル(平成20年12月から平成21年4月までの実績)、1リットルあたりの軽油単価を106円(平成21年12月時点の和歌山県の一般小売価格〈石油情報センター〉)で計算すると、ごみ収集車8台の給油にかかる費用が、年間で約178万円削減されます。
175リットル×8台×12カ月×106円=1,780,800円
廃食用油リサイクルのメリット
大気
BDFから出る排気ガスは軽油と比べ次のような特徴があります。
- 地球温暖化の原因となる二酸化炭素が少ない
- 大気汚染の原因となる黒煙は、軽油と比較して約3分の1
- 酸性雨の原因となる硫黄酸化物が少ない
ごみ
これまで廃食用油は、固めたり、紙に吸わせて可燃ごみとして処理していましたが、リサイクルすることで、可燃ごみの量を減らすことができます。
水質
大さじ一杯の廃食用油を河川などに流すと、魚が住める環境に戻すために300リットルのきれいな水が必要だと言われています。排水として流さずにリサイクルすることで、水環境への負荷が軽減します。
資源
軽油の代わりにBDFを使用することで、化石燃料(軽油)の使用量を削減できます。